人事が会社の花形?!

 少子高齢化による労働力不足、待ったなしの働き方改革が社会から要求される時代、企業内での人事部門の重要性が嘗てないほど高まっているように感じます。
 優秀な人材を逃さない、見つけて採用する、人材を育成する、従来の日本型雇用体系を変革する、働き方改革への対応など、正に会社が時代の流れの中で姿を変えなければならない今、人事部門がそのの中心です。もちろんビジネス・モデルの寿命も短くなり、顧客の志向変化も激しく、事業戦略・展開なども難しい時代となっていることはもちろんですが。企業向けの展示会やイベントでヒューマン・リソース(HR)がメインテーマやサブテーマとしてこれほど踊るときが来るとは予想もしていませんでした。
 ブラック企業にならないと言う最低のレベルから新しい働き方を提案するニュータイプの企業まで、人事制度、雇用制度・契約の多様化は一気に進み、企業の人事部門は柔軟かつ大胆で社員の高いモチベーションを誘発できるアイディアを求められています。現場での教育・育成、職場雰囲気の醸成などのレベルでは全く追いつかない人材育成・確保法の地殻変動ですね。経営トップを”説き伏せても”くらいの情熱が必要な仕事になったように思います。

 日経BP総研 イノベーションICT研究所主催の働き方イノベーションForum 2017のレビューがITproのサイトに掲載されています。ご興味のある方は、リンクからご覧下さい。

2017年07月20日