休み方改革、働かせ方改革???
働き方改革がほぼ毎日話題となり、働き方改革は働かせ方改革ではとの企業側からの見方がでてきたりしていますが、先ずはしっかり休みましょうと休み方改革という言葉をよく見かけるようになりました。労働力減少に伴う労働力不足や逼迫の時代となり、人材確保のひとつの方策として「きちんと休める会社」は重要な魅力のひとつとなっていくものと思われます。
2017年7月10日の日経新聞電子版に”「休み方改革」職場一斉に 人材確保へ有休促す”との記事がありました。導入企業は労働時間抑制と勤務形態やシフトの改善、顧客サービスの維持・向上に知恵を絞りながら各種の工夫を加えて、働き方改革を同時進行で進めていくものと思います。政府の掛け声よりも企業の”人材確保”が改革の原動力となって大きな動きが進み出したことは非常に良いことと思われます。
しかし、気になる記事も...。労働力減少社会の中、人生100年時代となり、働く必要があり期待される労働力でもあるシニアがちょっと問題ありのようです。経験等をうまく活かして組織で上手に活躍してくれればいいのですが、(1)勘違い、(2)評論家、(3)会社依存、(4)現状固執、(5)割り切り など、会社が困るタイプに陥る場合も多いようです。若い人達とうまく連携・協力して相乗効果の発揮できる仕事の仕方を見つける努力を継続していきたいものです。